50歳から人生を楽しむ方法

人生まだまだ謳歌しなくちゃね、ジャンルにこだわらず綴っていきます

義母との関係

結婚して、もうすぐ25年。

おかげ様で同居はしていませんが、義母とは残念ながら性格が合わず…でも人生の先輩だし、なにより主人の母だしという思いで自分なりに我慢しながら勿論、主人には何度も何度も当たり散らしましたが、ここまでやってきました。

が…昨年とうとう小さなことがきっかけで二十数年の我慢が爆発してしまったのです。今まで言えなかったことを、吐き出しました。義母は反論することは反論し、認めるところは認め謝りましたが、現在も義母はなんら変わることもないので、結局良い関係性は築けそうにありません。

原点に返って考えてみると、単純に義母とわたしの性格の相違ではなく、義母と主人の関係に問題があるのではないかという結論に至りました。勿論、義母はそんなことに気付きもしないし、わたしが言っても認めないでしょうけど。

うちには、4月から高3になる長男と小4になる次男がいるため、男の子の育児を経験中なので義母と主人、わたしと息子たちの関係性の違いを分析してみました。

義母は21歳で主人を出産し、23歳で長女を出産後、保育園に預け転職を繰り返し家計を助けながら育児をし、主人が小4のときに正社員の職に就き結果、65歳まで働き続けました。わたしには、とても真似できないバイタリティ溢れた生活を送ってきたことは尊敬にあたいします。

一方、仕事に追われ子供たちと向き合う時間が少ない中、あれよあれよと時間が過ぎ、いつのまにか子供たちも成長し大人になってしまったんですね。で、子供たちの結婚…。

義母はとても淡白で情にほだされない、芯の強い性格です。喜怒哀楽を表現しないので、表情から心情を読み取ることは至難の業です。実際、主人も小さい頃に義母にたっぷりの愛情表現で育てられた記憶はないと言います。勿論、義母は義母なりの愛情を注いで育てたわけですが。

わたしも仕事をしながら育児をしてきましたが、幼稚園の送迎は勿論、入学後も鍵っ子にすることはありませんでした。末子はまだ小学生なので現在も育児真っ最中ですが、上の2人の子どもたちにも、スキンシップを伴った愛情表現を繰り返した結果、小2だった長男を抱きしめていると「もう、こういうの大丈夫!」と満面の笑みで言われ、嬉しく思いました。親離れ子離れが上手にできたので寂しさはまったくなく、むしろ自分がやってきた育児を誇りに思い、長男には早く自立して欲しいと願うばかりです。さらに、お付き合いしている彼女を優先させ、息子を彼女にお任せしている状態です(笑)小4になる二男は、まだスキンシップを求めてくるので本人がもういいと思えるまで、思い切り抱きしめたいと思います(笑)

義母は、いつのまにか大人になった息子が結婚してしまった=可愛い息子を嫁にとられた状態がずっと続いているんでしょう。世の中の息子たちに比べて主人は実母に執着がないので、わたしも義母との関係が良くなくても、そのときはストレスに感じても後に引きずることがないのが幸いです。

一般論ではなく、わたしの場合の話なので参考にはなりませんが、自分の最大限の愛情を注いだ息子にお嫁さんがきてくれたなら…当然お嫁さんも可愛いでしょう。可愛い息子が選んだ人なんですから。義母のように、可愛い息子を取られたから嫁には意地悪をしてやろうという気持ちでは、うまくいくはずがありません。

振り返ると、よくまあ意地悪されたものです。年々老いていくので、意地悪のパワーが低下していく義母と、昨年、爆発したことによって義母との関係が吹っ切れたわたし。立場が逆転しつつありますが、良いことも沢山してもらったので、今の小康状態を保ってお付き合いしていきます。うちにお嫁さんがきたら…反面教師になって教えてくれた義母に感謝です(笑)